プルタブ回収運動

 本校では、老人ホームや身体の不自由な方に車椅子を贈ろうと、町内の企業の方々にもご協力をいただき、ジュース類の缶についているプルタブやアルミ缶そのものを全校生で集めています。

 平成16年度は、1000kgを越えるプルタブ・アルミ缶を回収し、車椅子3台を町内の「白光園」に贈ることができました。



 以下は、平成15年度までの活動の様子をまとめて平成16年度の文化祭で発表を行った時の原稿です。

 上記、年度別の回収状況をのグラフを見て下さい。
 まず,活動が始まったH8年度には,約25万個しか集まりませんでした。初年ということや,140万個という量などで生徒の意識は高まらず,一時停滞ぎみなときもあったようでした。
 翌年H9年度には,約85万個が集まりました。2年をかけての100万個突破でした。
 H10年度には、7月の時点で3年間合計約175万個が集まり、1台目の車椅をおくっています。この年は,活動開始時から,回収量が増えていったようです。その中には,この運動に共感した地域の方,企業の方から,それに飯豊中生からも善意がよせられたそうです。
 H11年度には,約140万個が集まり,年度内に1台の車椅子をおくっています。この年には,荒砥児童会もプルタブ回収を始めています。
 H12年度には,約176万個が集まり,この年も車椅子を1台おくっています。今も行われているアルミ缶の回収は,この年から始まったものです。アルミ缶の回収も並行して行っていたため,この年は,10ヶ月という短期間で,140万個に到達しています。
 H13年度には,地域の方への呼びかけなどのほかに,各クラスプルタブ一万個達成期間という活動も行われました。結果は,全クラスがたった一週間での一万個達成ということだったようです。その結果,約280万個が集まり,年度内に2台おくっています。
 また,この年には,リサイクル推進協議会において「プルタブ,アルミ缶回収を長年継続し,生徒会と地域住民,地域企業が一体となって活動を展開している」という点で高く評価され,会長賞を受賞しました。
 H14年度には,約285万個が集まり,この年も,2台をおくっています。
 H15年度には,約293万個集め,2台をおくっています。これで,3年連続で,2台ずつおくっていることになり,通算では9台の車椅子をおくったことになります。
 このように,年度別に見てみると,その年によって回収量は異なりますが,年を追うごとに回収量が増えています。地域の皆さんの協力も大きなものがありますが,東中生一人一人の,福祉や環境に対する前向きな姿勢が,どんどん出てきているように感じています。